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“攻めてる”気鋭イヤフォンSTATUS、EARIN。左右確認不要!?

書かれた 沿って notbook

オーディオ革命はベンチャーから

ここのところ、オーディオ名門の残念なニュースが立て続けに報じられている。オンキヨーが債務超過により上場廃止が確定的となり、ホームAV事業の譲渡を検討しているという。昨年8月にはホームAV事業を主体に再編するという発表をしたばかりで、それを売るというわけだから大変な話である。

また今月に入って、ドイツのゼンハイザーがコンシューマ事業を売却することが報じられた。ゼンハイザーブランドは維持しつつ、コンシューマ事業はSonova(ソノヴァ)が展開。譲渡後のゼンハイザーはプロオーディオやマイクのNeumann(ノイマン)の事業などに集中するそうだ。

“攻めてる”気鋭イヤフォンSTATUS、EARIN。左右確認不要!?

しかし、こうした動きもわかるような気がする。昨今面白いオーディオ製品はことごとくベンチャーやIT企業からリリースされており、品質も悪くない。もちろん、自社工場を持たないこれらの企業は既存オーディオメーカーなどの協力がなければ製品が作れないのも事実だが、企画力やスピード感、着眼点といったところで勝負できている。

今回ご紹介する製品も、そんなベンチャーの製品だ。「Between Pro」はニューヨークに拠点を構えるSTATUSの新作で、5月11日よりクラウドファンディングで先行発売を開始している。7月には一般発売の見込みで、小売希望価格は19,800円。

もう一つ「A-3」は、現在の完全ワイヤレスブームを作ったスウェーデンEARINの新作で、5月より全国で発売が開始されている。小売希望価格は27,800円。

昨今は完全ワイヤレスも1万円以下で買えるご時世ではあるが、多少高くても「面白い製品」は魅力がある。どんな音なのか、早速テストしてみよう。