株式会社アンビシャス空気が暖かくなり日差しも明るくなってくる春先。お子様が卒業・卒園を迎える方も多いのではないでしょうか。卒業・卒園を機に使わなくなってしまうものは多々ありますが、やはり思い出が詰まって処分しづらいものも出てきます。そこで今回はアンケートをもとに、卒業・卒園を機に残すもの・処分するものの選別・保管アイデアについて掘り下げます。普段自分一人では考えない発想や参考になるアイデアにも出会えるかもしれません。興味深い結果を是非ご覧ください。お子様の卒園・卒業で使わなくなったものをどう対処した?アンケートでは始めに、お子様が卒業・卒園で使わなくなったものをどう対処したのか尋ねました。最も多かったのは「思い出のものは保管(89.4%)」で、使わなくなったものは取捨選択して大切なものだけを保管する方法でした。約9割を占め、この方法を選んでいる方がほとんどであると言えます。また、「全て保管(5.4%)」「全て廃棄(2.6%)」と対応を一律で決めている方も一部見られ、その他では「廃棄ではなく譲渡した」「思い出の有無より、まだ使えるかで残すものを決めた」等の意見が挙がりました。卒業・卒園で具体的に使わなくなり、どう対処した?卒業・卒園で使わなくなったものを取捨選択して残すかどうか決めるのが主流であるようですが、具体的にどのようなものを使わなくなり、取っておくことにしたのか、捨てたのかを調査しました。使わなくなったのは制カバン・体操服・制服・作品最初に使わなくなったもの(各品目一番左の赤グラフ)に注目しましょう。ランドセルや学校・園指定の制カバン、体操服・制服を使わなくなったという声が多くありました。学校や園指定のカバンや服は、卒業・卒園して離れた立場では使用できない場合がほとんどなので、多くの方が使わなくなったものとして意識しているようです。また、卒業・卒園して残ったものとして手作りの作品(絵・工作・作文等)をボリューム的にも意識する方が多く見られました。取っておくものは写真と動画・作品・成績表次に、取っておくもの(各品目中央の薄赤グラフ)に目を向けてみると、学校行事の写真・動画が突出していました。そもそも思い出として残すつもりで録画・撮影したり業者撮影分を購入していることや、デジタル版で場所を取らなかったり、印刷された写真でもあまりかさばらないので保管する傾向にあるようです。また、子供が自ら作り二度と生み出せないので、作品類は残すという方針もよく見られました。成績表は成長記録の一つとして保管したり、行動や人柄のエピソードが垣間見られるので残しておくというケースもあるようです。成績表・写真と動画に関しては、そもそも最初から残す意識が強いため、使わなくなったものだと答えた方の割合が少ないことも特徴的でした。捨てたものは制カバン・体操着・教科書とノート捨てたもの(各品目一番右の灰赤グラフ)として多数の回答が得られたのは、使わなくなったものの代表格である制カバン・体操着・教科書とノートでした。卒業後再利用できないのにかさばるカバン類は真っ先に廃棄されがちで、思い入れの強いランドセルは業者にミニチュア化を依頼して残したという意見もありました。体操着は汚れや劣化が目立つ場合も多々あるために処分の潮時と判断されることが多く、残す場合は部屋着として再利用する傾向にあります。教科書とノートは場所を取るので処分するという人が多く、直近の学年だけ一時的に残したり、ノートは空白ページがある部分だけ残すという意見も見られました。評価が分かれるものは制服・部活用具残すのか捨てるのか、同じものでも評価が分かれるのが制服と部活用具でした。制服は毎日着て思い出深いものだから捨てられなかったという意見が多い一方、大切に取っておいてももう着れないし、出してきて見ることもないだろうから捨てるという考えも多数見られました。同様にクラブ・部活等の用具も、成長や頑張りの証と感じ、思い入れが強いから取っておくという意見もあれば、頑張った分汚れや劣化があって処分したくなったり、場所を取るからラケット等スポーツ時に今後も使う用具でもない限り捨てるという意見もありました。この「思い入れの度合い」は、卒業・卒園時の荷物整理の重要なキーワードと言えそうです。残しておくものと捨てるもの、どう判断する?同じものでも各人で取っておくか捨てるかの判断が分かれ、思い入れの度合いが強いものが取っておかれやすいことがわかってきましたが、実際一つ一つのものについて取捨選択していく上での判断基準はあるのでしょうか。思い出があるものは取っておく最も多く挙がったのは「思い出があるものか(44.6%)」を判断し、なくてはならないものであったり、エピソードを思い出すなら取っておくという意見でした。思い出があればあるほど思い入れが強いと言えるようです。しかし、思い出があるものを全部取っておくとキリがないから「将来見返す可能性があるか(13.1%)」「子供の成長を感じられるものか(4.5%)」という判断基準でふるいにかけ、将来改めて見る機会を持ちたいものだけ残すというマイルールを作っていた方も多数いました。今後も使える可能性のあるものは取っておく思い出・思い入れを基準にする人々がいる一方で、実用性を中心に判断して取捨選択をする人々もいます。その両者がともに考える基準であるため多かったのが「今後も使う可能性があるか(34.3%)」です。この基準には3つの視点があります。1つ目は「まだ使えるかどうか」ということです。グラフの「品質が劣化していないか(8.0%)」にも関係します。2つ目は「進学先で使える・必要になる可能性があるか」です。例えば、園で使っていたクレヨンや粘土板を小学校の図工でも使う可能性や、過去の学年の教科書・資料集を持っていく可能性等があります。特に後者は、算数・数学や社会の地図帳等で時々先生からリクエストがある場合が多く「前の学年だけ教科書類一式を取っておき、一年たったら捨てる」等のルールを設けているという声も多数挙がりました。3つ目は「今後に第二の活躍の場があるか」です。まずは「きょうだいが使えるか(6.1%)」に始まり、ご近所やバザー等で「譲る可能性があるか(9.6%)」、グラフ圏外ですが「家で引き続き使えるか(3.5%)」という関連意見もありました。子供が必要とするものを取っておく親目線からの判断では本当に残しておきたいものとの乖離が出てしまう可能性もあります。親が大切と思っていても子供が不要と判断していたり、親が思わないようなものが意外にも大切なものである場合もあります。だからこそ、特に子供が大きくなった小・中・高の卒業後に親も関わりながら荷物整理する場合には「子供自身が必要と判断するか(11.9%)」に任せることが多い傾向が見られました。もちろん、子供の性格によって、迷ってついつい多く取っておいてしまうタイプや、瞬間的な判断でどんどん捨ててしまうタイプなど荷物量は変化する可能性がありますが、後から思い出を見返したい時に本人にとって大切なものが残る可能性が高いので重要な参考意見になるでしょう。また「子供が大きくなったとき自分で判断してほしいから当面全ての荷物を保管している」という方も散見されました。また、なかなかそうはできないから「親が自分の経験的に残してよかったものか(1.3%・グラフ圏外)」を参考に子供目線の視点を取り入れるケースもあるようです。自宅の収納スペースにおさまる量だけ取っておく卒業・卒園後に残したいものはもちろん多々あるものですが、その分自宅の収納スペースを今後長期的に占有します。まだ小さいのに残したいものがいっぱいで更に増え続けるばかり…という悩みもアンケートで頻繁に見られました。もちろん、取捨選択していく上で「保管時にかさばるか(11.5%)」「決めた保管スペースに入るか(1.0%・グラフ圏外)」を重視して選ぶ場合は多く、「保管物を減らすために一定期間置いてほとぼりがさめてから積極的に捨てていく」という方針も見られました。いずれにしても、本当は大切な子供の成長の証を取っておきたくても、保管場所の問題で泣く泣く処分することは、大なり小なりどの家でも起こることのようです。大切な作品を取っておく取っておくものとして特に多くの意見が集まった「絵・工作・作文等」の作品類は、取っておく基準としてもやはり多くの意見が挙がりました。「自分で作ったものか(9.3%)」では、作品であれば無条件に取っておくという場合が主流で、それではボリュームが気になる場合は「特別な作品かどうか(8.0%)」でしぼり、休み時間に書いた絵等の重要度の低いものは捨てるようにしている傾向が見られました。さらに「写真やスキャンで残せるか(8.3%)」を試みて可能な限りデジタル化して残し、実物を廃棄する方針としている方が多く見られました。作品類は特に、保管するものを減らす努力をしても量が増えてしまうという意見や、本当は残したくても現実的に保管できないという困りごとが頻繁に見受けられました。残しておきたいものはどこに保管?卒業・卒園を機に実に様々なものを取っておくことがわかりましたが、実際にそれらのものをどこに保管しているのでしょうか。クローゼット・押し入れが2大定番当コラムでも様々なアンケートにおいて収納場所の2大定番となる「クローゼット(33.0%)」「押し入れ(26.9%)」が今回も上位を占めました。頻繁に使わないものなので広い収納スペースの奥に配置できるという意見が多く挙がりました。子供の大切なものは子供部屋の近くに卒業・卒園を機に取っておくものは「子供部屋(16.7%)」やその付近に保管する傾向が強く見られました。棚や引き出し等に保管する場合も、学習机の引き出しや子供用のタンスを活用することが多いようです。また、大切な思い出として「部屋に飾る(3.2%)」というケースも見られました。専用の思い出ボックスを設ける場合が多い今回特に頻繁に見受けられたのが、子供専用の思い出ボックスを設け、その中に入る分だけ保管するというルールを決めているという方法でした。「収納ボックス・衣装ケース(15.7%)」や「ダンボール箱(4.5%)」がそれにあたり、その箱をクローゼットや押し入れに配置していることがほとんどでした。材質は、外から中身が確認できたり見たい時に出しやすい透明プラスチック製のケースが好まれる傾向にありました。子供の成長を感じる大切なものをトランクルームに預ける方法は?卒業・卒園を機に取っておくことになるものは子供の成長を感じる大切なものが多く、また、あまり使わなくなるため、自宅の限られた収納スペースを長期的に占有することがわかりました。その打開策として、トランクルームを利用する方法は選択されていないのでしょうか。アンケート回答者がトランクルームに持つイメージを含め調査しました。大切な思い出の品を預けるのは抵抗があった人が多い残念ながら、大切な思い出の品をトランクルームに預けるのは抵抗があると答えた方は54.8%でした。大切なものを自宅外に置くことへの抵抗感に加え、保管環境や使い勝手がネックとなるようです。しかし、これはあくまでイメージをもとにした回答です。そこで、実際のトランクルームのサービスを確認していただき、ニーズや不安と照らし合わせていただきました。トランクルームを実際に知ることでイメージが格段に向上実際にトランクルーム各社のサービスをアンケート回答者にご確認いただいたところ、トランクルームに思い出のものを安心して預けられると感じた方は約8割(76.3%)でした。最初から抵抗感がなかった45.2%と比較しても30%程度の差があり、実際のサービスを知ることで保管環境等への不安が解消された方が多かったと言えるでしょう。それだけ、普段トランクルームについて知る機会がなく、中には知らないが故に悪いイメージを持ってしまっていたケースが多かったと言えるのではないでしょうか。トランクルームの利用を前向きに考えるにはまだ課題が最後に、トランクルームのサービスを実際に理解した上で利用を前向きに検討したいかを尋ねました。34.6%の人がトランクルーム利用を前向きに検討したいと答えたのは、実際にサービスを知ったことでのイメージアップも大いに影響していると推測されますが、それでもまだ実際の利用には踏み切れない要因が残されていることがよくわかる結果とも言えます。具体的には、利用者の立場からの使用感がなかなかわからないことや、あまり使わないものにお金をかけて保管する抵抗感等が代表的ですが、そのためには利用者の体験に基づいたトランクルーム利用のメリットや感想を発信し続け、知ってもらうことが大切だと言えるでしょう。トランクルームを使うメリット今回、卒業・卒園を機に残すものを考えていく中で実際に見受けられた悩みやニーズと照らし合わせて、トランクルームを利用するメリットをまとめてみました。調査結果を受けてのまとめ今回はアンケート結果をもとに、卒業・卒園を機に行う荷物整理とトランクルームの活用についてお話しました。在学・在園中に使ったものや作った作品には様々な思い出があり、どれも処分しづらくて心が痛み悩んだという声も数多くありましたが、実際には生活第一、現実的に許される収納スペースに応じて泣く泣く取捨選択せざるを得ない現実も浮かび上がりました。そんな制限によって、大切な思い出やまだ使えるものが廃棄されてしまうかもしれません。そんな時、トランクルームが収納スペースに余裕を持たせ、日常生活で負担にならない保管を可能にしてくれます。残したい大切なものを取っておくことができれば、将来、大きくなったときに大切な子供時代を振り返る満足感や笑顔がもっと増えるかもしれません。【調査概要】調査対象:トランクルームユーザー調査回答数:300サンプル回答期間:2022年2月7日から2月10日までの4日間調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ■会社概要社名:株式会社アンビシャス( https://www.ambitious8.biz/ )所在地 :〒542-0081 大阪市中央区南船場1丁目3-5 リプロ南船場8F代表者 :代表取締役社長 徳永 暢也資本金 :4,000万円設立:創業:平成17年10月28日、設立:平成18年7月25日事業内容:トランクルーム投資「収納ピット」FC本部の運営運営サービス「収納ピット」(https://www.syuno-pit.biz/)不動産コンサルティング業
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