長距離を移動するときに、飛行機を使うことも少なくありません。もし子どもと一緒に乗るとなると、心配事も出てきます。ママスタコミュニティのあるママから、こんな質問がありました。
『小学校低学年の子どもがいます。帰省やどうしても乗らないといけない! のではなく、旅行のために乗るのはまだ年齢的に早いなぁと思ってしまいます。ずっと座っていることや飛行機の揺れ、もし酔って吐いちゃったら可哀想とか考えたり。耳抜きも心配。しかし夫は「平気だ、行ける」と言います。私が過保護すぎますか? 小学校低学年で飛行機は平気ですか?』
飛行機は天候によっては大きく揺れて酔ってしまうこともあります。また離陸や着陸のときは気圧の影響で耳が痛くなる人も。飛行機に乗るのは日常的にあることではないので、投稿者さんの不安や心配は当然のことかもしれません。
『赤ちゃんなら泣いて迷惑をかけるなど心配する気持ちもわかるけれど、低学年で心配はないと思う』
子どもが赤ちゃんのうちは、普段とは違う環境に置かれるので不安になって泣き出すこともあるでしょう。そうなると親としても周りへの迷惑を考えてしまい、飛行機に乗るのを躊躇してしまいますよね。一方で子どもが赤ちゃんや幼いときから飛行機を利用していたママもたくさんいます。
『うち生後2ヶ月で乗っていますよ』
『うちの子、2歳から毎年飛行機に乗っていたけれど、問題ないから大丈夫』
『幼稚園のときに乗せたけれど、大丈夫だったよ』
生後数ヶ月や年齢が小さい子どもでも、飛行機に乗せてみるとママたちが考えるほどの問題は起きなかったようです。投稿者さんの子どもは小学校低学年とのことですから、安心して大丈夫なのかもしれませんね。
飛行機に乗るときには、気圧の差で耳が痛くなることもありますよね。そんなときの解決法をママたちが教えてくれています。
『アメを舐めていれば、子どもでも耳抜きができる』
『耳がおかしくなることを説明して、あくびをすることを教えておくと良いです』
あらかじめアメをなめたりガムを噛んでおいたりすることで、耳が痛くなりにくくなるようです。また機内での過ごし方については……
『小学生ならタブレットを見たりパズルをしたりで、飛行機は余裕だよ』
『全然平気じゃない? うちの子は喜ぶよ! 最初は外を見ているだけで楽しいし、ぬり絵やトランプなどをしている!』
飛行機の中では一定の時間座席に座っているので、子どもが飽きてしまうことも少なくないでしょう。そのようなときのために、お気に入りの本やパズルを機内に持ち込むのも良さそうです。飛行機に乗るときには、スマホやタブレットの通信機能をオフにする「機内モード」に設定することになりますが、前もって動画や写真などを入れておいて、それを見せるのも方法の1つ。また飛行機によっては機内のWi-Fiが使えることもあります。それにつなげばインターネットも楽しむことができそうです。
参考:厚生労働省検疫所FORTHホームページ「航空性中耳炎」『途中でトイレにも立てるし、キャビンアテンダントさんとおしゃべりもできるから、何の問題もないですよ』
『キャビンアテンダントさんは子どもがいる家族に親切に気配りしてくれるから、安心して飛行機に乗れるよ』
飛行機が普段から頻繁に利用する乗り物ではない場合、耳が痛くなるなど親として不安になってしまう気持ちはよくわかります。でも飛行機にはキャビンアテンダントさんが乗っているため、機内で心配なことがあってもすぐに相談することができます。また子どもに声をかけてくれるなど、気遣いもありますよね。キャビンアテンダントさんはたくさんの親子と接してきているでしょうから、対処の仕方も理解しているのではないでしょうか。不安なことがあれば頼れる心強い存在です。いろいろな準備をして、子どもとの飛行機の旅も楽しいものにしましょう!
文・こもも 編集・Natsu イラスト・マメ美
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