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駐日アイルランド大使から日本の皆様へ、ハッピー・ハロウィーン!

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~ハロウィーンは、収穫期の終わりを祝う古代アイルランド・ケルト人のお祭りです~

アイルランド大使館 2020年10月31日、世界規模で祝われるアイルランド発祥の秋の収穫祭ハロウィーンへ、駐日アイルランド大使ポール・カヴァナが日本の皆様を誘います。大使からのメッセージハロウィーンは古代アイルランドのお祭りで、近年世界規模で祝われるようになりました。 それがここ日本でも「居場所」を見つけ、定着していることを喜ばしく思います。このこともまた、両国の文化的つながりの表れと言えるのです。 ハロウィーンは、アイルランド語で「夏の終わり」を意味するお祭り「サウィン(Samhain)」が起源です。何千年も前の古代ケルト人たちは、収穫期の終わりを焚き火、饗宴、異教徒の儀式で祝っていました。古代の人たちは、サウィンを現世と来世を分ける境界が弱まる時と捉え、死者の魂が墓からよみがえり、地方をさまよって生家に帰ると信じていました。死者の魂は、幽霊や妖精、ゴブリン、悪魔などの姿をしており、彼らが家に戻ってきた時に機嫌を損ねないよう、当時の人々は食べ物や飲み物を出し、自らも不気味な仮装をして身を隠していました。後にキリスト教がアイルランドに伝わり、何らかの形で数々の超自然的思想と共存し、そのお祭りの人気は維持されました。そして、過去2世紀にわたるアイルランドからの移民に伴い、このハロウィーンの伝統がアメリカに伝えられ、世界的な人気へと発展することとなったのです。日本でも、あらゆる年代の方々がハロウィーンを受け入れてくださっています。現代のアイルランドでもハロウィーンは伝統に則って祝われており、デリー、ミース、ダブリンで開催される有名なフェスティバルには、毎年多くの参加者が集まります。今年は世界的な新型コロナウイルス感染症の流行により、例年とは異なるプログラムになることが見込まれますが、それでもなお、新たな試みとなる多くの企画により、家族や友人とともにハロウィーンを楽しむことができるのです。また10月30日には、4度のアカデミー賞ノミネートに輝くアイルランドのアニメーション・スタジオ カートゥーン・サルーンによる最新作 映画『ウルフウォーカー』が公開されます。ぜひご覧ください。最後になりますが、当館のソーシャルメディアでは、10月を通してハロウィーンの伝統的な遊びやレシピをご紹介しています。ハロウィーンの週末に配信を予定している当館の新しい動画にもご注目いただけますと幸いです。ハロウィーンを通したアイルランドと日本の文化的つながりをご紹介します。今年は家でハロウィーンを楽しむことになるかと思います。地上をさまよう死者の魂から身を隠すため、怖い仮装をするかどうかはあなた次第。ハロウィーン発祥の地アイルランドから皆様へ、ハッピー・ハロウィーン!以上【日本におけるアイルランドのハロウィーン関連情報】映画『ウルフウォーカー』(2020年10月30日(金)公開)アイルランドのアニメーション・スタジオ カートゥーン・サルーンの最新作眠ると魂が抜け出し、オオカミになる... 中世からアイルランドの町キルケニーに伝わるオオカミ伝説をもとに描いた物語。https://child-film.com/wolfwalkers/ぐんまフラワーパーク「フラワーハロウィン」(2020年10月10日(土)~31日(土))アイルランド展やアイルランド音楽の演奏を含むライブイベントを通し、アイルランドの歴史や文化にふれることができます。http://www.flower-park.jp/sp/event/article/no/656新宿歴史博物館「生誕170年記念 小泉八雲 放浪するゴースト」(2020年10月10日(土)~12月6日(日))アイルランドにルーツを持つ八雲の旅路や、彼が「ゴースト」と呼んだ放浪へと誘うもの ― 魂の戦慄を引き起こし、彼を創作へ掻き立てたもの ― に焦点を当て、創作の軌跡をたどります。https://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/news/100482/当館のウェブサイトおよびソーシャルメディアウェブサイト: http://www.dfa.ie/japanTwitter: https://twitter.com/IrishEmbJapan,https://twitter.com/IrishEmbJapanENFacebook: https://www.facebook.com/irelandinjapanアニメーション動画「アイルランドhttps://twitter.com/IrishEmbJapan/status/1320863528442445824 【アイルランドで開催される主なハロウィーンイベント】ハロウィーン発祥の地では、背筋が凍るようなフェスティバルが予定されています。古代ケルトの伝統、人の死を察して悲嘆の声を上げるバンシー、幽霊による怪奇現象、小説『ドラキュラ』の著者、いたずら、お菓子、多くのフェスティバル。それらを有するアイルランド島は、ハロウィーンシーズンに訪れたい魅力的な場所です。今年はオンラインにて、後述の三大ハロウィーンフェスティバルがエンターテインメントや恐ろしいサプライズといった記憶に残る怖い夜をお届けします。デリー・ハロウィーン(2020年10月28日~11月1日、デリー)デリー・ハロウィーンは、アメリカの全国紙『USA Today』が実施した読者投票により、ハロウィーンに訪れたい場所世界No. 1に輝き、ヨーロッパで最もワクワクするハロウィーンイベントの地位をゆるぎないものにしました。そのため、古代の伝説と最先端の文化が融合した見事なフェスティバルを楽しみに、異界からの死者の魂は言うまでもなく、世界中から多くの人が集まり、今では「死ぬまでにしたい100のこと」に入るような必見のイベントとなっています。2020年は「目覚め(The Awakening)」をテーマに、地元コミュニティの強い結びつきやデジタルコンテンツを発信します。また、今年のデリーには、空気を入れて膨らませた大きな怪物たちや自転車に乗ったバンシーたちが昼夜ともに押し寄せます。フェスティバルのしめくくりには花火が打ち上げられ、音楽や歌が披露されます。オンラインでは、お子様向けの控えめな怖い話の朗読やパフォーマンスの他、仮装・仮面・ほうきの作り方、かぼちゃの彫り方、フェイスペインティングの仕方、特殊メイク術、ハロウィーンレシピやカクテルに関するチュートリアルが行われます。朗読会、演劇、大人向けの怖い話は、フェスティバルのテーマ「目覚め」に沿った内容で、生演奏を含む「サウィン・セッション」やお子様向けのアート、工作、アクティビティも充実しています。​http://derryhalloween.com/ブラム・ストーカー・フェスティバル(2020年10月30日~11月2日、ダブリン)ハロウィーンの週末にはブラム・ストーカー・フェスティバルが開催され、小説『ドラキュラ』の著者ブラム・ストーカーの出生地ダブリンに興奮と冒険をもたらします。未曾有の事態の最中にある今年は、その著者やアイルランドの恐ろしいハロウィーンの伝統を記念し、あらゆる年代の方々にお楽しみいただける双方向のプログラムに重点を置いています。ゴシックファンの皆様、ブラム・ストーカー・フェスティバルのウェブサイトとソーシャルメディアにご注目ください。https://bramstokerfestival.com/ブラム・ストーカーとドラキュラについてはこちらから: https://bit.ly/3jw5bV8プーカ・フェスティバル(2020年10月31日、ミース県・ラウス県)昨年初開催となったプーカ・フェスティバルでは、国中の多くの人がミース県やラウス県に集まり、アイルランドがハロウィーン発祥の地であることを祝いました。ワードの丘にて象徴的なサウィンの焚き火を再現し、暗闇を火で照らしたうえで、伝承、音楽、イルミネーション、食べ物や飲み物などに関するプログラムが展開されました。一方、今年は10月31日に、ソーシャルメディア上でサウィンの焚き火やアイルランド・ケルトの伝統におけるハロウィーンの起源をご紹介し、バーチャルでお祝いします。https://www.pucafestival.com/ 【伝統的なハロウィーン料理】バーンブラック指輪など様々なものを中に仕込んで焼き上げた伝統的なハロウィーン用のフルーツケーキで、切り分けて食べた時に出てきたものでその人の運勢を占います。記事:https://bit.ly/35Ab0Mxレシピ動画:https://twitter.com/IrishEmbJapan/status/1319583664984915968その他の伝統的なハロウィーン料理記事:https://ippin.gnavi.co.jp/article-11543/※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
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