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富士通、最高峰のエンジニアを可視化する「Global FDE」開始--21年度は32人が認定

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  • 富士通は12月6日、自社の成長に重要な領域において技術力を有し、ビジネス戦略や顧客の価値創造に貢献しているエンジニアをグローバル共通の基準で認定する制度「Global Fujitsu Distinguished Engineer」(Global FDE)を開始すると発表した。

    富士通、最高峰のエンジニアを可視化する「Global FDE」開始--21年度は32人が認定

    同制度は、富士通グループにおける最高峰のエンジニアに称号を授与して顕在化させるとともに、ジョブ型人事制度と連動させる形でエンジニアを処遇し、キャリアパスを明確にする。

    Global FDEに認定されたエンジニアは富士通の技術の顔として、卓越した技術力を用いて顧客の課題解決に最前線で取り組む。同時に、富士通グループにおけるエンジニアの最高峰として、同社の事業戦略や技術戦略の策定に参画する。彼らはジョブ型人事制度におけるエンジニアのロールモデルとして位置付けられ、人事戦略を加速させる上で重要な役割を果たす。

    同制度は、国籍や年齢、性別を問わず、現在および将来の重要な技術領域におけるエンジニアの専門性や技術力の高さ、ビジネス貢献など、グローバル共通の基準で評価して認定する。2021年度は、「ハイブリットIT」「ネットワーク」「サイバーセキュリティ」「人工知能(AI)」「データ」「コンピューティング」「プロジェクトマネジメント」の7つを認定領域として設定した。認定領域は、ビジネス状況に合わせて見直すことを予定している。

    2021年度は、グローバルで32人をGlobal FDEとして認定した。今後は1年単位で認定を実施し、2023年度までに100人程度にすることを目標としている。

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