輸入車 [2022.01.18 UP]
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メルセデス・ベンツ日本株式会社は1月18日、新型Cクラスの3番目のボディタイプとなる「C 220 d 4MATIC オールテレイン」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネット ワークを通じて発売した。メーカー希望小売価格は、7,960,000円となる(消費税込み)。
220 d 4MATIC オールテレインは、高いアイポイントとロードクリアランス、ステーションワゴンの実用性を兼ね備えたCクラス初のクロスオーバーモデル。四輪駆動システム「4MATIC」などのオフロード技術が採用され、オールラウンドな走行性能を備える。
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この記事の目次新型Cクラスのデザインを取り入れたエクステリアは、SUVの力強さを表現するシングルルーバーのラジエーターグリルをはじめ、前後バンパー下部のシルバークロームアンダーライドガードやブラックのホイールアーチカバーを取り入れることでSUVらしさを強調。また、専用の18インチ 5スポークアルミホイールを採用している。
ボディサイズは全長4,760mm、全幅1,840mm、全高1,495mmと、ステーションワゴンに比べ+約40mmの高い地上高とアイポイント、乗降のしやすさというSUVの特長を持ちながら、一般的な駐車場に入るサイズにおさめられている。
またサスペンションは、Cクラスで定評のあるフロントに4リンク式、リアにマルチリンク式を踏襲し、最低地上高をステーションワゴンよりも約40mm高く設定。車高調整をする必要なく、オフロードの走破性とオンロードでの直進安定性や操縦性、乗り心地などを両立させたセッティングとなっている。
ヘッドライトのDIGITALライトは、130万個の微小な鏡により光を屈折させることで照射方向を定める照明モジュールを備える。このため、片側のヘッドライトあたりの解像度は130万画素となり、ヘッドライト片側で130万のエリアに分割可能な光を照射するため、きわめて正確な配光が可能となった。これにより、ハイビームアシストが対向車や道路標識に光が当たらないように調整する場合の精度が従来の84画素の光に比べて精度が高まり、フォグライトモードやハイウェイライト、シティライトなどの照明が最大限効果的になっている。外面的には、凹面レンズ「DIGITAL LIGHT」のレタリング、ブルーのアクセントが装備され、デザイン性も高められた。
2.0リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」を搭載し、エンジン単体で200PS (147kW)、440N・mを発生する。かつ、マイルドハイブリッドシステムのISGによって、短時間、最大で20PS (15kW)、208N・mのブーストが可能で、高トルクが売りのクリーンディーゼルエンジンに、電気によるサポートが組み合わさることで、スムーズな加速感と燃費の低減に寄与する。また、「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」を備え、優れたエネルギー効率と快適性を実現する。
また、エンジンやトランスミッションの特性を切り替えるDYNAMIC SELECTの中に、専用の「OFFROAD」「OFFROAD+」の2つのモードが加わる。「OFFROAD」では、トランスミッションがオフロードモードに切り替わり、雪道や悪路での走破性を高める。「OFFROAD+」では、急な下り坂での安定した走行をサポートするだけでなく、上り坂の途中で動けなくなった場合にはリバースを選ぶと安全に下ることができる機能も備える。
C 220 d 4MATIC オールテレインには、新型Sクラスから搭載されているメルセデス・ベンツ最新の安全運転支援システムが採用された。
360度カメラシステムも車線認識に使用することで、多くのカーブに対応が可能となったアクティブステアリングアシストで、高速道路上で今まで以上に精密に車線中央を維持することができる。アクティブエマージェンシーストップアシストは、ドライバーが周囲の道路状況に反応しなくなっていると判断されると、警告を発するほか減速して車両を停止させる機能をもつ。ほかに、衝突の危険性を警告・自動ブレーキを作動させるアクティブブレーキアシストや、緊急回避補助システム、アクティブブラインドスポットアシストなどを搭載する。
C 220 d 4MATIC オールテレインには、12.3インチのワイドディスプレイを採用するインストゥルメントクラスターと、11.9インチの縦型ディスプレイを採用するセンター ディスプレイの2画面を標準装備。
対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は、音声コントロール「ハイ、メルセデス」で起動。音声認識機能により、目的地入力、電話通話、音楽選択に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明などの機能にも対応する。なお、音声のみでなくタッチスクリーンやタッチコントロールボタンでも操作は可能なので、状況に応じて使い分けが可能だ。
AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションが標準装備される。通常、ナビでは地図上に進むべき道路がハイライトされるが、それに加えて車両前方の現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、道路に矢印が表示されるというもの。直感的にどの道路に進むべきかを判断するのに役立つ*1。
*1: オン/オフの切り替えが可能。オフの場合、従来どおり、地図上の道路をハイライトする画面が表示可能。また、オンの場合は、ARナビゲーションと従来のナビゲーションが同時に表示される。
ドライバーの指紋、声のいずれかの生体認証、もしくはPINコードによる認証が可能。認証により、シート、ステアリング、サイドミラーのポジションやコックピットディスプレイの表示スタイル、ペアリングした携帯情報端末、ナビゲーションのお気に入り設定などを統合して読み込むことが可能となる*2。
*2: 認証せず、全て個別に手動で設定することも可能
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ライタープロフィール
グーネットマガジン編集部1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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