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【期待どおり、いや期待以上?】日産ノート・オーテック・クロスオーバー登場 詳細/価格は

書かれた 沿って notbook

既定路線? クロスオーバー登場

日産ノート・オーテック・クロスオーバー

 【期待どおり、いや期待以上?】日産ノート・オーテック・クロスオーバー登場 詳細/価格は

執筆:Kouichi Kobuna(小鮒康一)編集:Taro Ueno(上野太朗)【写真】クロスオーバー登場【6種の日産ノートを比べる】 (216枚)2021年10月7日に新たに発表された日産ノートの新グレード、それが「オーテック・クロスオーバー」だ。名前を聞いて分かるように、ノートをベースとしたクロスオーバーモデルであり、先代モデルに設定されていた「シーギア」や、2021年の東京オートサロンに向けて制作された「プレイギア・コンセプト」などが存在していたことを考えると規定ルートともいえる登場だろう。そんなノート・オーテック・クロスオーバーであるが、注目すべきポイントは標準のノートがベースではなく、オーテックがベースとなっているという点。つまり、プレミアムスポーティを標榜するオーテックシリーズの新たなる派生車種ということになるわけだ。それでは新たに登場したノート・オーテック・クロスオーバーはベースとなったオーテックとどこが異なっているのだろうか?まず、一目で分かるポイントとしては高められた車高だろう。写真の写り方などの影響ではなく、ベース車よりもなんと25mmも最低地上高が高められており、名ばかりのクロスオーバーではないことを静かにアピールしている。これはサスペンションの変更に加え、タイヤサイズも195/60R16とベース車の185/60R16よりも外径が大きなものを採用していることが影響しているようだ。そしてすでにベースモデルにも設定されて高い評価を集めている4WDモデルもラインナップすることで、降雪路面などでも安定した走りを楽しむことができる点も評価したいポイントだ。

リフトアップ うかがえる日産の本気

日産ノート・オーテック・クロスオーバー

当然ではあるが、車高を上げるとロードクリアランスが向上するため、悪路などでの走破性は向上する。しかし、その一方で車両の重心も高くなるため、コーナリング中でのふらつきは増加し操縦安定性は低下するというのが自然の摂理だ。しかし、「プレミアムスポーティ」ブランドであるオーテックからリリースされるからには、その点をないがしろにすることはできないということで、ノート・オーテック・クロスオーバーでは、専用の車高アップスプリングに加え、専用の減衰力を持ったショックアブソーバーを採用。さらにフロントストラットはリバウンドスプリング付きとすることで、不要なロールを抑えるというこだわりぶりは、さすがオーテックといったところだろう。また電動パワーステアリングのアシストマップにも手を加え、しっかりとしたステアリングレスポンスを実現することで、クロスオーバーSUVにありがちなワインディングでの不安感を低減。これにより、高められた車高によって発生するネガな部分を極力抑え、ベース車同等の楽しく安心感のあるハンドリングを実現している。そして、ここまで高いロードクリアランスを実現していながらも、全高は1545mmと立体駐車場に入るサイズ内に収まっており、日常の使い勝手も重要なコンパクトカーとしての美点は全く損なわれていない点も見逃せないポイントといえるだろう。