毎年12月に「今年を象徴するクルマ」を決定する日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)。1980年から続く歴史ある賞だ。ここでJCOTY決定までの流れをおさらいしよう。
例年の選考スケジュールとして、まずは10月末にその年のノミネート車が発表される。これは前年11月1日から当年10月31日までに発表または発売された乗用車の中から選ばれるもので、国内で購入可能な輸入車もすべて含まれる。
このノミネート車の中から一次選考が行われ、11月初めに最終選考に進む上位10車が発表される。これが「10ベストカー」と呼ばれ、ここからイヤーカーとなる1台が選出されることとなる。
そして11月末には最終選考が行われるが、その直前に選考委員の最終確認の場として、10ベストカーの試乗会が催される。60名の選考委員たちがここでそれぞれの車のデザインや乗り心地を実際に再確認し、最終の投票を行った。
[まとめ:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会]
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