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ブランド創立10周年のストーリーを追う「読む展覧会」『10 Mame Kurogouchi』発売

書かれた 沿って notbook

最初のコレクション発表から10年を迎えたファッションブランド「Mame Kurogouchi」。そのしなやかで美しいデザインは、著名人をふくめ多くの女性たちを魅了してきました。これまでの「Mame Kurogouchi」のブランド・ヒストリーを、10のキーワードでひもときます。各コレクション制作において、デザイナー・黒河内真衣子氏が書き溜めてきたスケッチやインスピレーションのきっかけとなったメモ、コレクション発表時のルックなどを掲載。また、彼女と親交の深い小説家・朝吹真理子による寄稿も収録しています。オールカラーのビジュアルでブランドの世界を存分に堪能できるコンセプトブックです。

10 Mame Kurogouchi書影

■本書の中身紹介本書では、Mame Kurogouchiにまつわる10のキーワードを頼りに、ブランドの思想とクリエイションをひもときます。【色】「ひとつのコレクションが終わるたびに、突然、次の色が自分の中にやってくる。」(本文より)黒河内氏が日常の中で見つけた「色」がコレクションの核となり、Mame Kurogouchiデザインにおいていかに生かされるか。写真と生地やカラーチャートを貼り付けた彼女のノートのページを対比しながら追う。【ノート】「ノートはもう何年も同じものを使っている。モレスキン ノート クラシック ソフト 無地 ラージ QP168 黒。」(本文より)コレクションごとに彼女が書き溜めてきた膨大なスケッチや日記をふくむ、長野県立美術館で開催された展覧会でも公開されたノートの一部をノートがテーマとなった2019年のコレクションルックと共に掲載する。【旅】「ポルトガルに行くのも、羽根木のアトリエに行くのも気持ち的には“旅”だ。実際の移動距離ではない、心の距離だと思う。」(本文より)Mame Kurogouchiのインスピレーションにとって欠かせない「旅」。何気ない会話や景色に色濃く残った記憶をデザイナー自らが撮影した膨大な写真から辿る。■カバーについて和風の「鳥の子紙」を再現した柔らかな風合いの用紙を使用しております。うら面には10年のコレクションのルックが全て印刷され、おもて面からその全貌がかすかに透けて見える仕様となっています。M a m e Kurogouchiのこれまでの軌跡を余すことなくお楽しみいただける繊細な仕上がりとなりました。■イベント『10 Mame Kurogouchi』刊行記念フェア書籍の刊行を記念して蔦屋書店3店舗で合同フェアを開催中。本フェアでは、新刊を構成する10の章をテーマに、デザイナー自身が選書した書籍も並びます。章それぞれには、書き下ろしのコメントを寄せていただき、各店舗ごとに展開される選書ラインナップが異なります。会期|8月17日(火)~約1ヶ月開催店舗|銀座 蔦屋書店/代官山 蔦屋書店 /六本木 蔦屋書店■書誌情報発売日:2021年8月書名:10 Mame Kurogouchi著者:株式会社黒河内デザイン事務所企画:Mame Kurogouchi、黒河内真衣子編集:伊藤総研、佐々木好、飯野僚子デザイン:鈴木聖判型:A5総頁:304頁定価:本体 2,700 円+税ISBN:978-4-86152-848-4 C0070■デザイナープロフィール黒河内真衣子(くろごうち・まいこ)Mame Kurogouchi デザイナー2010年、黒河内デザイン事務所設立、自身のブランド「 Mame Kurogouchi」を立ち上げる。2014年、毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞2017年、Fashion Prize of Tokyo受賞。

ブランド創立10周年のストーリーを追う「読む展覧会」『10 Mame Kurogouchi』発売