F1マシンと同じカーボンを採用! 14.0型でアンダー1kgの強靭ボディを実現した日本の技術力

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14.0型ワイドディスプレイながらアンダー1kgを実現

VAIOのノートパソコン最上位モデル「VAIO Z」に2022年モデルが登場した。【画像】美しいUDカーボン採用の「VAIO Z」を写真で見る(6枚) 最新OSであるWindows 11をプリインストールし、プロセッサには高性能なインテル Core i7-11390Hを搭載。さらに、オンライン会議の際に周囲の環境音を抑制する“AIノイズキャンセリング機能”を採用するほか、4G LTEと比べて圧倒的に高速・大容量かつ低遅延の5Gをサポートしている。気になる駆動時間は、大容量バッテリーの搭載で最長連続約34時間(JEITA測定法2.0の場合)を誇る。

 F1マシンと同じカーボンを採用! 14.0型でアンダー1kgの強靭ボディを実現した日本の技術力

F1マシンやジェット機などにも使われる“UDカーボン”を立体成型したフルカーボンボディを採用することで、より強く、より軽く仕上がった「VAIO Z」

優れた性能と機能を包み込む筐体は、軽量で強靭な立体成型のフルカーボン製だ。これにより、14.0型ワイドディスプレイを搭載しながらアンダー1kgの軽さを実現。天面と裏面の落下試験については、アメリカ国防総省が制定するMIL規格(MIL-STD-810H Logistic Transit Drop Test)を凌駕する、落下高127cmからの衝撃から本体を守る。 加えて、人感センサーに加えて、顔認証と指紋認証というふたつの生体認証を組み合わせてユーザーを認証する“VAIO User Sensing”を備えるなど、セキュリティレベルも極めて高い。●日本の高い技術力が完成させた「VAIO Z」 カーボン製の筐体を採用したノートパソコンはいまや珍しくなくなったが、「VAIO Z」はどこに違いがあるのだろう? 「VAIO Z」の商品企画を担当する稲垣賢祐さんは次のように語る。「『VAIO Z』のボディには、カーボンのなかでもF1マシンやジェット機などにも使われる“UDカーボン”を使用しています。この素材は加工が難しいものの、より強く、より軽く仕上がる点が一般的なクロスカーボン素材とは異なります。 また『VAIO Z』の“立体成型フルカーボンボディ”では、ボディ全体のほとんどの部分をカーボン化しています。具体的には、天面、ベゼル回り、パームレスト面、そして底面の4面をカーボン化しました。なかでも、天面とベゼル回りのカーボンを曲げ加工によって一体化したところが最大のポイントです」 ちなみに“UDカーボン”の“UD”とは、Uni Directional(単一方向性)の頭文字。カーボン繊維が同じ方向に並んでいる特性を表しており、「VAIO Z」ではこのカーボン繊維を縦と横に幾層にも重ね合わせることで、どの方向からの力にも強い状態に仕立てたという。