iPhoneやAndroidのスマホにおいて、音のレイテンシー(遅延)をいかに抑制するのかは楽器アプリはもちろん、ゲームにおいても非常に重要なテーマになっている。そんな中、レイテンシーを限りなく小さくする技術「SonicSYNC」が、日本のゲーム開発用ツールメーカーであるCRI・ミドルウェアからリリースされた。
SonicSYNCそのものは、ゲームメーカーが利用する業務用のシステムADX2に含まれる新機能という位置づけなのだが、個人のゲーム開発者向けに提供されているADX2 LE(無料版)にも、業務用ADX2と同じ機能が実装されているという。
SonicSYNCとはどんなシステムで、どのようにして低遅延を実現させているのか、CRI・ミドルウェアの取締役CTOでエンターテインメント事業本部長 兼 エンターテインメント事業本部 研究開発部部長の櫻井敦史氏、執行役員の横山裕一氏、そしてクライアントエンジニアの藤田優治氏の3名に、オンラインで話を伺った。
CRI・ミドルウェア 取締役CTO エンターテインメント事業本部長 兼 エンターテインメント事業本部 研究開発部 部長 櫻井敦史氏執行役員 横山裕一氏クライアントエンジニア 藤田優治氏